秘密部屋

ネタ吐き出し専用BLOG

「そっか。バレンタインに告って美味しく頂かれちゃったのかー」
「ち、違う。違う」
うんうんなんて首を満足げに振る和希に私はあわてて手を振った。


「清水先輩じゃないよ。違う人。でも、和希がどうして先輩の事……」
「んー。前に図書室に行ったのね。そのとき葵が当番でさ。ずっと先輩を見てるじゃない。
あ、清水先輩ってさ。うちの中学出身だったんだよね。だから知ってるんだけど、
あの時の葵の顔は恋する乙女の顔だったからさー。
で、ちょっと興味が湧いて時々葵の当番の時にこっそり行ってたの。気づかなかった?」
「……気づかなかった」
「葵、何にも言わないからきっと知られてからかわれるのが嫌なんだろうなぁって思って
私もあえて聞かなかったけど絶対そうだって思ってたんだけどな」

ああ、和希にはばれていたんだ。

「でも、そっか。違うのか。で、誰?」
「え?」
「ヤッた相手」
「和希っ」
「だってさ。葵が誰かとつきあってるって思えなかったんだよね。それに
お堅いっていうか、今時珍しいぐらい男慣れしてない葵が即ヤらせるなんて考えられないし」

そんな言い方されるとすごく生々しくて恥ずかしいんだけど。

「だから少なくともある程度古いつきあいの人だって事だよねー。
友人か、親戚か。近所の人かな。んで、葵としては今まで意識してなかったけど
何かのきっかけで意識したってとこかなー」
腕を組んで小さく言う彼女の言葉に私は冷や汗が出た。

和希ってば何気に鋭いかも。
posted at 00:00 | OnlyYour... | CM(0)

leaf この記事に対するコメント


leaf この記事に対するコメントの投稿
















crown プロフィール

Author:和林
エセ物書き。へたれ絵師。

crown リンク
crown ブログ内検索

crown Powered By FC2ブログ

crown 注意書き

とある18禁小説サイトの秘密部屋です。えぐい内容などサイト色とは違うため、公開予定のないお話。パラレルなボツ話とか、現在書き進めているお話が(途中まで)投下されます。一応内緒のBLOGなのでここの内容に関することはここのコメントか、サイトのメルフォにお願いします。気にいったお話がありましたら拍手等頂けると嬉しいです。

crown 最近の記事
crown カテゴリー
crown 最近のコメント

crown 月別アーカイブ

08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  03  02  01  10  09  08  07  06  05  04  03  12  11  10  09  08  07  07